逆ハーレム☆意地悪王子と訳あり姫




うっとうしい。


「雲雀クン、手伝ってくれない…??」


雲「うん…。いいよ~。」


そして、意外にも力持ちな雲雀くんはイソイソと簡単に2人を私からはなしてくれた。

軽くなった私は直ぐに起きて背伸びをする。


「ありがとう。」


雲「どういたしまして~。」


私は、すぐその部屋から出た。
そして、その部屋が自分の部屋だったことに気づく。

ケータイを見ると、何十件ものメールが受信フォルダに入っている。

こんなに…一体だれ…。

リビングにつき、ソファーに体操座りで座って一件一件メールを開く。

そして、相手は殆どが昨日の同窓会にいたメンバーだ。
他のは登録しているサイトのメルマガ。

メルマガ以外のメールには必ず、書いてあることばがあった。


『本命は誰??』


「なっ!いつの間に!……ってウギャァ!」


いつのまにか現れた双子に私は驚いて、ソファーから墜落。

それにしても…我ながら色気のない叫び…。