うっとうしい。
「雲雀クン、手伝ってくれない…??」
雲「うん…。いいよ~。」
そして、意外にも力持ちな雲雀くんはイソイソと簡単に2人を私からはなしてくれた。
軽くなった私は直ぐに起きて背伸びをする。
「ありがとう。」
雲「どういたしまして~。」
私は、すぐその部屋から出た。
そして、その部屋が自分の部屋だったことに気づく。
ケータイを見ると、何十件ものメールが受信フォルダに入っている。
こんなに…一体だれ…。
リビングにつき、ソファーに体操座りで座って一件一件メールを開く。
そして、相手は殆どが昨日の同窓会にいたメンバーだ。
他のは登録しているサイトのメルマガ。
メルマガ以外のメールには必ず、書いてあることばがあった。
『本命は誰??』
「なっ!いつの間に!……ってウギャァ!」
いつのまにか現れた双子に私は驚いて、ソファーから墜落。
それにしても…我ながら色気のない叫び…。

![[短]ハロウィンの夜に](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.781/img/book/genre1.png)
