やっぱり一緒に連れて帰ろう………って思い始めた時に、お義母さんは多分、私の心を読んだのだろう……
『良いよ。
大丈夫だから。
ゆっくりとリフレッシュをしなさい』
って………
笑顔で私に言ってきてくれた。
私はその、お義母さんの笑顔に安心して涼也に後ろ髪を引かれながらも車に乗り込み家へと戻った
その日の夜、いつもなら涼也と一緒にお風呂に入り涼也の頭と筋肉の付いていない細い身体を洗うのに今夜から1週間は私1人だけ自分の身体だけを洗う
それが何だか物足りなかった・・・・
6年間もずっと一緒にお風呂に入っていたんだもんね。
物足りなく思うのも不思議じゃないよね
たった1週間だけなのに――――

