そして私はアンケート用紙に、八つ当たりをした 『無作為…? 障害者の方への改善の為…? 改善の為なら何で無作為なん!!!? 回答は本人が……って…。 無作為にもほどがあるわ! うちの涼也は言葉を話す事も言葉を聞いて理解することも出来んし意志もないのに、こんな重度の知的障害児の家に送って来るなんて!!!』 ……って、何故だか悔しくて泣いた 健常者が圧倒的に多いのに無作為だなんて 私は、良くも読まずにそれを食器棚の引き出しにしまった。