翌日は昨日とは打って変わって雨だった。
ユハは、サーっという雨の音で目が覚めた。
何の音だ・・・?
カーテンを開けるとユハは目を丸くした。
空から水が降ってきているのだから。
「な、何なんだ!?これは・・・」
驚いていると、今度はリビングの方からも何やら慌しい音が聞こえてきた。
『―――・・・――!!』
『――?―――・・・』
そしてドアが閉まる音がした。
誰か出かけたのか?
ユハはベッドから降り、リビングにつながるドアを開けた。
「あ、ユハ兄ちゃん!おはよう!!」
「お、おう・・・」
ドアを開けると、リビングにいたのはエリックだけだった。
「なぁ、エリック」
「なに?」
「お母さんや、ローズはどうしたんだ?」
「あ、今どっか出かけていったよ!」
「えっ?・・・どこに?」
今から朝ご飯を食べるのか、エリックはキッチンからパンとミルクを持ってきて食卓のテーブルについた。
「どこに行ったのかは、わかんない。でも、何か誰かいなくなったって言ってたよ?」
「・・・誰かがいなくなった?」
そう言うと、両手でミルクの入ったコップを持って飲みながら、コクンと頷いた。
ユハは、サーっという雨の音で目が覚めた。
何の音だ・・・?
カーテンを開けるとユハは目を丸くした。
空から水が降ってきているのだから。
「な、何なんだ!?これは・・・」
驚いていると、今度はリビングの方からも何やら慌しい音が聞こえてきた。
『―――・・・――!!』
『――?―――・・・』
そしてドアが閉まる音がした。
誰か出かけたのか?
ユハはベッドから降り、リビングにつながるドアを開けた。
「あ、ユハ兄ちゃん!おはよう!!」
「お、おう・・・」
ドアを開けると、リビングにいたのはエリックだけだった。
「なぁ、エリック」
「なに?」
「お母さんや、ローズはどうしたんだ?」
「あ、今どっか出かけていったよ!」
「えっ?・・・どこに?」
今から朝ご飯を食べるのか、エリックはキッチンからパンとミルクを持ってきて食卓のテーブルについた。
「どこに行ったのかは、わかんない。でも、何か誰かいなくなったって言ってたよ?」
「・・・誰かがいなくなった?」
そう言うと、両手でミルクの入ったコップを持って飲みながら、コクンと頷いた。