私が光輝に渡したのは徹夜して作った御守りとミサンガ。 「全国……行くんでしょ?」 すると光輝は鼻で笑い、私を抱き寄せた。 「絶対……連れて行く。」 私は涙が出そうだった。 あまりにも光輝が格好良く見えたから…。 「だから見てて。」