何日かすると香代子から、母の携帯に電話があった。 『本当に膀胱炎だった。彼氏の妹の保険証を借りて、病院に行ったよ。 それから、お姉ちゃん・・・どうしてるの? 部屋から変な匂いがしたけど・・』 香代子は気づいたようだ。普段家にいないからこそ、匂いの変化を感じたのだろう。 万里子は現状を香代子に話した。 『ふーん・・・』 呆気なく、会話は終わった。