―……あれから、 特に何も無く、5日の日々が過ぎた。 「はぁ、暇。」 そう、あたしは暇で暇で仕方なかった。 圭人は学校だし、ロシアンブルーの猫と三毛猫があたしの話し相手になるだけ。 って言っても…… 「…あそこの魚屋の方が美味しいわよ。」 と、ロシアンブルー。 「いや、あっちの魚市場の方が旨いな。」 と、三毛猫。