『27番のかた、1番診療室まで来てください。』 ビリクと電流が走った。 今から、死刑台に向かう。 白い天国の様なカーテンをぐぐりふんぞり返った姿の白衣の医者がそこにいた。 目で無言の目交ぜを送る。 あたしはヤブ医者の上から目線の態度が気に食わなかった。 何者も蛆無視の様に見下す冷めた視線… 感情のこもらない淡々とした決まり文句の台詞… 「はぃ。今日はどうされました?」 面倒な風に鼻からこれみよがしにため息を着いた。 あたしは…熟この場所に来た事を後悔する。 気休にもならなかった。