大空で駆ける




え?
なに?来ないって……




『同じ世界の同じ時代に二度来ることは禁止されてるんだ。でも、俺は来ちまった。さっきも言ったけど、お前らに会うためにだ』





やだ
やだ、争介…
そんなこと言わないで




『最後の魔法…それから、最後の別れだ』




いやツ!
また涙が溢れてきた





『お前が使った力、あれは…魔法じゃない』




目の前が見えない
拭っても拭っても溢れ出す




『あれは、俺がいる限り有効な力なんだ。俺がいなくなれば、お前は普通の人間に戻る』




争介…
お願い、いなくならないで





『夕佳、今回はお前らは俺のこと忘れないようにしたから』





「え?」