「おはようございます 晴御嬢様。ご朝食の準備が―…」 『黒沢!御祖母様は何処!?』 「書斎にいらっしゃるかと。」 『分かった有難う。 朝食は後でとる!あッそれと…おはよ黒沢。』 私、七瀬 晴(ナナセ ハル)は 小さい頃両親を事故で亡くしてしまった…。その時記憶も一緒に――――…。 今日からは、御祖母様の所から離れて一人公立高校に通う。 長い間無理に頼み込んで、承諾して貰った結果だ。