青春学園恋人部

「うん。あっ!今予鈴聞こえた。」


え?てことは5時間目終わっちゃったの……。


「銀…。ここどこ?見たことのない部屋なんだけど…。」


まぁなんとなく分かる。この真っ白い部屋はあそこしかないだろう。


「あぁ~。保健室。」


だろうな。


「千菜!寝てな。後から巧馬先生来るから!」


なんで…なんであいつがくんの?


そう心の中で問いただした瞬間。


「飯塚~。目ぇ覚めたか?」


来た。ケダモノ教師。


「なんの用ですか?」


私は巧馬先生を少し睨みつける様に問いただした。


「お前らはこのまま部室行け。
依頼が来た。
新生恋人部の出動だ。」