「失礼します」



「はーい」



ガチャッ



扉を開けると、イスに座っている店長さんがいた。




「あぁ…早川君」



「よろしくお願いします」



俺が頭を下げると、店長さんはニコッと笑いながら紙袋を差し出した。




「これ…、制服だから着替えて早速仕事してもらうよ?」


「はい」


「わからないことがあったら、フロアにいる店員に聞いていいから」


「わかりました」




「じゃぁ、よろしく」



「はい」







俺は部屋を後にした。