―――…… ――… あれから、何回もジェットコースターに乗った俺達…。 千幸は楽しそうで、鼻歌なんか歌いながら順番が来るのを待っている。 俺はというと…、 「日向―、大丈夫?」 「だ…大丈夫……」 ぜえはあと、走ってもいないのに息がきれる。 だってよ―…、 怖いもんは怖いんだよっ← まぁ…千幸が楽しそうでいいけど…。 「日向、順番きたよっ」 ニコニコしている千幸に手を引かれて、今日九回目のジェットコースターへ乗り込んだ。