とりあえず部屋にカバンを置きにいった。 電気をつけよぅとボタンに手を伸ばした。 その時、隣の部屋の電気がついた。 …―日向、帰ってきたんだ… 私は部屋の電気をつけずに窓を開けた。 ガチャ…ッ 日向の部屋の窓を 軽くたたく。 「…ひ―な―た…」 ガチャ…ッ 日向の部屋の窓が開いた。