キスマークなんて…ど―でもいいっての… 最悪だったな… 無理矢理、押さえつけて… けど、俺は千幸にわかって欲しかったんだ。 俺だって男だってこと。 震える千幸にキスマークなんてつけたくないこと。 無理矢理つけることは俺だって嫌なこと。 「はぁ…」 せっかく一緒にいれたのにな…、 俺は病院をそのまま出た。