――― フライト時間ギリギリになって 灰谷が何処かから現れ エスカレーターの手前で吉田さんとは別れ …"灰谷の御父上効果"なのか 税関、出国審査も、呆気ない程すぐに終わった C−53と書かれた長い通路を通り 俺達が乗る飛行機へと向かう 「 何かあったのかと思って焦った 」 『…心配かけてごめん 本当は一本後に行くつもりだったんだけど 用事がギリギリで間に合ったから 』 ―― 灰谷の用事… 何か気になったけれど、 敢えて聞くのはやめた