「笹倉先輩っ!お昼誘っていただいてありがとうございましたぁ」


そういうと
茉巳ちゃんは満足そうに一年生の教室へ戻っていった。


わたしたちも教室へ戻ると


「なんだあれ?いつの間にか後輩にしたわれてんの?」

海がヤキモチを焼くように聞いてきた。


「はははっ!ヤキモチ?わたしが慕われたっていうかあの子海のファンなんだよ?」


「ふ〜ん。なんかわかんねぇけど。」


海は自分のことなのに
まるで他人のことのようにあまり興味がなさそうに返事をした。



「なんか気に入らないわね、あの子。」


「えっ何が?」


「俺も気に入んねぇ。なんかあぁいうタイプ苦手っつーか。」


しーちゃんに続いてたっちゃんが話す。



うーーん。みんなして。
なんでかな??