「なんでわたしの名前...?」


「わたしっ笹倉先輩に憧れてるんです!」


へ?
な、なぜ??


「あっ。すみません、いきなり!!わたし1年の白川茉巳(シラカワマミ)っていいます。」


そういっていきなり目の前に差し出された両手にわたしも
右手をだすときゅっと握手された。


それにしても
目鼻立ちが整ってとても綺麗な子だった。


「笹倉先輩って五十嵐先輩の彼女なんですよね?」


「えっ?///」
いきなりなんだ?直球だな//


「みんなはただの幼なじみ〜とかって言ってますけど、付き合ってるんですよね?あ。大丈夫です!みんなに言ったりしないので。」


「あ。えぇまぁ..///」
特別秘密にしてるわけじゃないんだけどね..

「やっぱりぃ!!なんかいいですよね!わたし、もともと五十嵐先輩に憧れてて。でも二人の関係がすごく解り合ってるって感じでステキだなぁって!!」


「そ、そうかな?」


そういわれると
なんだか照れる。


「五十嵐先輩の彼女ならとても魅力的な人なんだろうなって、ずっとお話してみたかったんですよ!!!」


..そうなんだ。