ぎゅぅっと抱きしめられたかと思うと

首筋に頬に額にキスの嵐。



「っ?..海?///授業はじまっちゃ.....っん....」


そう言う間もなく
唇が重なった。



「だ...め。...誰かに聞こえちゃう。」


「バーカ。視聴覚室は音が漏れねぇンだよ。」



そう呟くと再び唇を近づけた。

「....ぁ...っはぁ.....」


ものすごく近くに海を感じる。
この一瞬で不安もどこかへ飛んでいく。



「俺はずっとお前の側にいるから。頼まれたって離れてなんかやんねぇからな。」



海ありがとう。