まぶたを閉じて

全身で海を感じたい。



「ぅみ..//」


わたし自ら海の背中に腕をまわし
まさぐるように海の髪に触れた。




お互いの離れた唇から
はぁはぁっと甘い吐息が漏れ


肩で息をしながら
お互いの瞳を見つめて
そこに確かな存在を確かめ合った。