ピッッ!
「...はい。」
『もしもしっ?!葵っ?』
「う..み?」
電話の主は海だった。
『葵っ!!あのさ、週刊誌みた??あれ。気にすんなよ?//』
電話の向こうからせつなそうな海の声。
「うん。大丈夫..。」
『否認とかってなってたけど、俺一切なんも知らなかったからこんなん載るってことも。』
「うん...大丈夫だょ。」
海、相変わらずやさしいや。
海が否認したとかそんなことは関係ない。
ただ、まわりが
なにも知らないまわりがわたしたちの築いてきた十数年の関係を簡単に語ってほしくなかった。
わたしはひとりボーッと雑誌を眺めた。

