海は何度も何度も
わたしを求めるように唇を合わせる。


「んぅ.....はぁっ....」


息..できな....ぃ//

わたしは海の優しくて激しいキスに
胸のドキドキに
感じたことのない今まで以上の緊張感に

どうにかなってしまいそうだった。



「う..み////」


「はぁっ....葵もエロくなんじゃん?」



海がやたらと色気のある表情で
わたしに意地悪ばかり言う。



そのあとは

何度か抵抗を重ね
海の愛しくて熱い攻撃が続いた。


海にもっと触れたい..


触れてほしい...


いっぱい海を近くに感じたい..


わたしは
頭が真っ白になりそうな中
海のことだけしか考えることができなくなった。



海の胸に包まれて

わたしはこの夜
海の溢れんばかりの愛の泉へ墜ちていった。

海に初めてホントの愛を教わった。
海のすべてを受け止めて

体に押し寄せる幸せな痛みと共に感じる
大好きな大切な人に愛される喜びを心いっぱい

全身で感じて.....。