「やめねぇよ。....っつーかやめたくねんだけど?」



海のベッドの上で天井を見つめる形になったわたしの上に
上半身は何も身にまとっていない海が覆いかぶさる。


ふわっと漂うソープの香りで
胸のドキドキが増す。



「やっ!やだっ変態っ!早く何か着てよっ!!///」


目のやり場に困ったわたしは
顔が今にも沸騰しそうなくらい熱くて
ぎゅっと目をとじる。



「変態で悪いかっ。葵といると変態になんだよ。」


「えっ!?やっバカ!変なこと言わないでよぉ//!!」



わたしがジタバタしながらパッと目を開くと


海の整った顔がもうすぐ目の前にあった。



「..っ!........ぁ....んっ!」