「ねぇ葵たち、休憩しといでよ?わたしたち、そのあと交替してもらうから。」


「いーの?じゃあ先にお昼いただいて来るよ。」


「他のクラスのも見てこようぜ!」



しーちゃんの提案で
わたしとたっちゃんは他のクラスを回ることにした。



「なぁすげーよな。うちらの学校こういう時はカナリ盛り上がるとおもわねぇ?」


「うん!あと体育祭もね!!」



わたしとたっちゃんの間には
もうワダカマリはなかった。
それがわたしだけではないといいなと勝手なことを思ってしまう。