「いらっしゃいませーっ!!おいしいタコ焼きはいかがぁ??」

「でっけぇ大タコ入ってま〜っす!!」



クラスのみんなが
それぞれのアピールでお客さんを呼び込む。



わたしたちのタコ焼き屋は大盛況で次から次へと人がきた。



「やっぱさ、他校が来ると盛り上がるよね!!」

「うんっ!すっごいなんかやる気でちゃう。」


わたしとしーちゃんは出来上がったタコ焼きをパックに包んでいた。


ウッチーとたっちゃんは
ハッピを着て呼び込みを手伝ってる。



「ねぇねぇ!あの人たちかっこいい!タコ焼き買っちゃおうか?」


他校の女の子たちが
ウッチーとたっちゃんに声をかけられてキャッキャと騒いでた。


そんな様子をみて
わたしとしーちゃんは顔を見合わせて笑う。


「ぷぷっっ。」

「永太たち役にたってるわね。」


海も一緒に学園祭できればよかったな。
そう思った。