教室にはわたしと、たっちゃんがぽつんと残された。
「帰っちゃったね。...さぁ仕上げがんばろっか、たっちゃん!」
夕日の差し込む教室で
わたしはたっちゃんをみながら伸びをした。
「さっさと終わらせてかえろうぜ。」
そういうとわたしたちは
世間話をしながら看板の色ぬりにとりかかった。
「ウッチーの妹ってどんな子かな?」
「俺、前に一回みたことあるけど背が高くて美人だったな。」
「へ〜っ!そうなんだぁ。美男美女兄弟かぁ。」
「そうっ!しかも永太の女版みたいで、やっぱどことなく似てんだよなー。」
中でも盛り上がったのが、
ウッチーの妹ネタ。
たしかまだ中学2年生だったかな。

