きっとこれからもっと海は騒がれるようになるんだろうな。

そんなことを思いながら
廊下を歩いていると


「マミちゃん....」

あの茉巳ちゃんに出会った。


あれから茉巳ちゃんは
わたしと口を聞いてくれなくなったけどわたしはどうしても言いたいことがあったんだ。



「マミちゃん。あの。ありがとう!」


「ちょっと葵?!」


何いってるのと言わんばかりに
わたしの腕をひっぱるしーちゃんと

びっくりして立ち止まる茉巳ちゃん。



「わたし。海のこともっとちゃんと見つめていくから。お荷物になるかもしれないけど、それでも、わたしは海をちゃんと応援できるようになるから!マミちゃんにまた憧れてるって言ってもらえるように..負けないよ!」