肩を掴んでも、俯いたまま。 俺、 何かやらかした? 「なぁ…「ありがと」」 声が重なる。 顔を無理矢理覗き込むと 目はウサギだけど… 口許は穏やかに緩んでいた。 よしよし、と 髪を撫でながら抱き締めた。 そうだよな。 紗雪ちゃんで あんなに不安だったんだ。 ちぃならもっと… 不安にさせてたんだ。 俺… こいつ泣かせてたんだ… .