な、なんで




「達也がいるの?」




そう私の目の前にいたのは達也。


私の中の要注意者リストに載っている人物だ。


そうは言っても載ってる名前は陽と目の前の人物だけなんだけど…




「で、なんでいるの?」


「真見かけたからついてきちゃった」




つ、ついてきた?


それって…




「ストーカー?」




私がまじめな顔でそう言うと達也はムスッとした顔で




「違うから」




と否定した。