だから…惚れてるんだってば!! 俺と先生の恋愛事情

俺の声に気付いて、直ちゃんが、ゆっくり顔を上げた。


「ふぇ……大山……君…グスッ」


子供みたいに泣いてる直ちゃんがミョーに笑えた。


「なに…笑っ……てん…のよぅ…グスッ。」


「ひでぇ顔。」


零れ落ちる涙を、俺は親指で拭った。


「何で……いんのよぉ……。」


「それ、俺のセリフだし。直ちゃんこそ、こんな所で泣いてたら、知らないオッサンに拉致られるよ?」


「子供…じゃ…ないもぉ…グスッ。」


よく泣く女だ。