大山君のアパートに行く途中、大山君に逢った。


というより、ぶつかってしまった。


見ると、お弁当が入ったコンビニの袋をさげていた。


聞くところによると、晩御飯だとか。


よしっ!!


私が、ご飯作ってあげようじゃない!


だって見てられないじゃない?


育ち盛りの、食べ盛りの時期にコンビニ弁当だなんて…。


「行くよ!」


私は、大山君の腕を掴んでスーパーマーケットへと歩き出した。