机の引き出しから、白い封筒を取り出した。
「大山君が、学校に出て来たら渡して欲しいと…。」
封筒を俺に差し出した。
急いで俺は受け取ると、封を開けて中身の手紙を出した。
『隆治へ…。
この手紙を読む頃は、私は多分ここにはいません。
ごめんね?
隆治に何も言わないでいなくなって。
あなたと出会えて、恋をして、愛し合えた事、凄く幸せだった。
約束して?学校は、ちゃんと卒業するって。
そして、せっかく決めた大学への進学、実現させて欲しい。
色んな可能性を試して下さい。
そして、そこで見つけた夢を叶えて欲しい。
どんな大人になるか楽しみにしてるね?
離れていても、あなたを想っています。
あなたと付き合えた時間は、私にとって宝物だから。
いい夢を持って下さい。
いい大人になって下さい。
そして、いい恋愛をして下さい。
いつか再会した時、紹介してね。
『俺の彼女って。』
その時、お互い幾つだろうね。
想像したら、怖いなぁ…。
隆治、幸せになって下さい。
岡本 直』



