だから…惚れてるんだってば!! 俺と先生の恋愛事情

「居酒屋出て、大きな噴水が有る公園。」


『ああ…あそこか。そこは、人通りが少ないから、ちょっと行った所にコンビニ有るから、そこで待ってろ。』


そう言って電話は切れた。


トボトボと、降りしきる雨の中コンビニまで歩いた。


暗い空の下、一際明るく照らすコンビニのライトが、今の雨に濡れた情けない私を照らしだす。


買い物を終えて、ビニール袋を下げた中年のおじさんが出て来て、私をチラ見した。


慌てて視線を反らす私。