だから…惚れてるんだってば!! 俺と先生の恋愛事情


「もし…もし。」


『もしもし、俺。』


電話の向こうから、聞こえてきたのは
隆治の声だった。


「りゅ…じぃ…。」

溢れた涙が零れて来た。


『直?何か有ったのか?てか、今何処?』


焦りながらも、優しい言葉の隆治に、何も言えなかった。





ごめんね…?





先生が、君を好きになって…。




辛い恋をさせて…。