だから…惚れてるんだってば!! 俺と先生の恋愛事情

「そう…。」



バレたか…な。


何かを見透かした様な目で見た。


「ごめ…私帰るね?今日、学校文化祭で張り切り過ぎて疲れたから…。」


慌てて鞄を取った。

「直!?」


「え!?直?」


近藤君と、恭子の声がしたけど振り返れなかった。


初めて、自分の恋が禁断だと思い知らされたから…。


周りの人にも言えない恋…。