キーンコーンカーンコーン……。



「おっ、チャイム鳴ったな?
そういえば、四時間目って数学だよな…。ちゃんと、勉強しろよ?クックッ…」

「うるせぇ!」


「茹でダコ」


「うっせーぞ!」

声を殺して笑いながら、自分の席に戻る賢太を睨み付けた。

「はぁ~い、早く席に着いてね?」



ドキン……。