「赤くなっちゃって可愛い奴め?」


ニヤニヤと不気味に笑いながら、腕でツンツンとしてくる。

「お前、ウザッ!」

しかし、賢太に見抜かれるとはな……。

俺達の友情は、半端じゃねぇしな。


でも、正直自分でもビックリしてる。


まさか、この俺が
こんな簡単に女に惚れるなんてな……。