「お姫様なんて言葉、隆治使うんだ…。」


「いや…使わない。でも、直を見てるとたまに言いたくなる。」


「意味分かんない。」


「そうだな…。」


さっきの甘いキスが再び唇に降ってきた。


落とすキス一つ一つに体が反応する。


今まで何度か、別の人と体を重ねてきたけど、何故か磁石の様にピッタリと引き合うんだ。


重なり合った肌と肌に熱が伝い合う。


こんなにも、愛おしい…あなたの事。


そして、初めて知った、あなたの体。


広い肩幅に、以外と胸板が厚くて、細いと思ってた腕も筋肉が付いてて…。


凄く、セクシーなんだ。