キャバクラスターズでの人気を不動のものとすると、尚子は敢えて別の店へ移った。 No.1であっても、店の経営に携わる人間が無能であれば店はいずれ景気の影響により消えうせることであろう。 また、小岩のキャバクラで人気が出たぐらいでホステスのなにもかもをわかった気になっていては成長はできない。 尚子は大量の本を購入し、経営について、人間の心理についてなどを勉強した。 傍らでは、売れっ子ホステスとして小岩から錦糸町、新宿、池袋、六本木・・・ 数々のキャバクラでのホステス経験を積んでいった。