「き―ら―ちゃん?」 一人でうつむいてブランコに乗っていたのは、綺良だった。 「…ぁ……」 困ったような顔をして、勢いよく顔を上げた。 「…で。これが用事だったわけ〜?」 と、からかって言っただけだったのに。 「…ちがうもん」 と、泣き出してしまった。