「里崎〜!そろそろ帰るぞー!」

「うん!」


バタバタと走って
先生のところに向かったら

「そんなに急がなくって、大丈夫だから!具合はどうだ?」

そう言われた

「大丈夫だよ!」


言わなきゃ…
きっと、先生は感づいてる

このまま、ずっと先生に
黙って居られない


「せんせっ!話したいことがあります。」

「車の中で、聞くよ!」



「はい!」

先に歩く 先生の背中を見て
泣きそうになった

話たらどうなるんだろ…