「………であるから…」 暇だぁ…… 日差しがちょうどあたり、日和はうつらうつらとふねをこいでいた。 「……滝」 「……ぁいッ!!」 ど、どうしよう~話聞いてなかったから分かんないよぉ~((汗 その時、佐川が小さな声で日和に囁いてきた。 「…滝、2xだ」 「……ぇ、…2xですッ!!」 「よろしい」 な、なんかけっこう優しいのか…? 「あ、ありがとう」 ちらり、と日和のことを見ると微かに笑った。 「どういたしまして」 ドキンッ な、なんだこれ……