「けど皆そんな私に失望しないで」 そう呟き終えると、薙刀を構えた。 そして鋭い視線を送り、低めのトーンで言った。 「そんな事を考えているなんて、救世主のくせに弱くて、頼りないわね……だから相応しくないあなたに代わって、私が救世主になるわ」 そういうと、薙刀を振りかざしながら、突進してきた。 殺される。 そう思った瞬間……。 パサリと布と布が擦れる音と共に目の前が暗闇に包まれた。 「今のは……夢?」