二人で作業していたら、ガラガラっと後ろの戸が開く音がして、私は後ろを振り向いた。 そこに来たのは、一真と陸上部の人たち。 別に、委員会の仕事をしていただけだったから、悪いことなんてなにもしてない。 それでも、今、一真に凄く睨まれた気がする。 でも、彼氏と陸上部の人たちは、作業しているのを見に来て、色々話してた。 普通だ…… なんだかちょっと、寂しいような安心するような、不思議な感じ。 .