それから家まで送ってって、さっそく明日のお弁当のメニューを考えた。 いつも平凡な生活をしていたあたしが、誰かのために何かをするという事が少し楽しく感じた。 『よし、頑張って早起きしよ。』 どことなく久しぶりに楽しみを感じて冷蔵庫にメニューを貼ってにっこり笑って眠りに着いた。 ほんの少し、心に変化が起こっているとは気付かないまま。