「何が食いたい?」 ちょこん、とソファーに座るあたしにビールの缶をくれた。 『ありがとう。 なんでもいいよ。 好き嫌いないし。 なんならあたしも作ろうか?』 ビールをグビッと飲むと、あたしをジッと見た。 「料理出来んの?」 『軽くならね。』 「へぇ…。 でもいいよ、今日は。 今度作って。」 ふ、と笑った秋元さんがなんだかセクシーに見えた。 なんだか家にいる秋元さんは男って感じでなんだか意識してしまう。 しかも、今度って何? これってまるで恋人みたいな会話じゃない?