心と社長が着いて、お互い紹介し終わったら黙ったままソファーに座る二人を見た。


なんの用だろう?と思ったら、社長が心と付き合ってる、とわざわざ挨拶をした。


お祝いの言葉や今までのフォローのお礼や社長がなんだか沢山喋るから少しペースが掴めない。


それでも心が凄く愛されてるって事は充分伝わってきて、あたしは笑みが溢れた。
あの二人が結婚したらどれほど嬉しいか。


あたし達は、無事に披露宴を終えて一緒に暮らし始めた。
彼の歯医者は手伝う事は出来ないが、お互い好きな事をしようと約束していたから不満はなかった。