正反対恋愛【完結】

そう言った瞬間、突然右腕を引っ張られあたしの体は銀の胸にすっぽりとおさまった。


「佐奈が嫌いになったんじゃない。大好きだよ」


「え……?」


じゃあ何で別れようなんてメールしたの?


あたしのことが嫌いになったんじゃないの?


その台詞を口にすることもできないくらい、嬉しさでいっぱいだった。


銀はまだ自分を好きでいてくれている。


その事実が今のあたしには単純に嬉しかった。