「……許すよ。あたしも肩押してごめんね?」 自分の弱さに気付く事が出来たのも、銀に告白しようと思うキッカケをくれたのもレイラちゃんだ。 そうポジティブに考えよう。 すると、レイラちゃんはさっきとは違い少し鼻声でこう言った。 「……あたし……最低だ。本当にごめんなさい……」 そんなレイラちゃんを見つめ、ようやく銀はレイラちゃんの腕を離した。