正反対恋愛【完結】

「走ってる最中じゃないだろ?佐奈、スタートのところでも様子おかしかったし」


「そっ、そんなことないよ!あたし運動音痴だから、足捻る事なんてよくあるし!ホントバカだよね!!」


「何でそんな慌ててんの?」


明らかに様子のおかしいあたしを銀は疑いの眼差しで見つめる。



「まぁ理由はとにかく、今は安静が一番よ。私、今から少し用があるから抜けるわね?
くれぐれもここで変なことはしないように」


……変なことって……下ネタだよ……。


30代半ばの先生は、ニヤリと意地悪に笑ってそう念を押した。